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SCLABA®とは -痛みモデル動物の高精度な疼痛評価-

疼痛および擦過行動定量化システム

「SCLABA®」は、デジタルビデオカメラに記録した実験動物の疼痛様行動(および擦過行動)のデータを、IEEE1394を介してパソコンへ取り込み(AVI形式)、簡単な操作により正確に定量化できるシステムです。
ホルマリンテストによる舐め動作を客観的にカウントし、疼痛評価を行うことができます。
専用ソフトウェア上で行動解析を行うため、観察者の主観混入は生じません。
検証モードにより、保存された画像を表示しながら行動が正確に抽出されているかどうか確認できます。
解析結果はCSV形式のファイルで出力・保存されます。

SCLABA®の原理

動物に異なる2色のマーキングし、その2点が近づいた時のみイベントをカウントします。
疼痛評価と擦過評価、いずれの場合も頭部と足部にマーキングを行います。


商標登録第4651183号
特許第3796692号

特長

  • マウスに異物を取り付ける必要がないのでストレスが少ない状態で行動を解析できます。
  • 1度に最大4匹まで同時測定を行うことができます。
  • 動画像と行動抽出データが共にパソコン内に保存され、何度でもデータの検証を行うことができます。

SCLABA®システム部品、消耗品について

高周波蛍光ランプ付専用撮影台および専用マウスケージ

パソコン・デジタルビデオカメラ・高周波ライト付専用撮影台・専用マウスケージをセットで販売しています。
解析用ソフトウェアをパソコンにインストールした状態で納品いたします。受注生産後弊社にてシステムの
動作確認や点検等を行いますので、納期に多少時間をいただきます。詳しくは、ご注文の際にお尋ねください。
なお、ソフトウェア・デジタルビデオカメラの規格、仕様は予告なく変更される場合があります。

  • 照明には、24KHz高周波蛍光ランプを採用しました。
    汎用の蛍光灯よりもちらつきがはるかに少ないため、マーカーを塗布した
    部位の抽出精度が飛躍的に高まります。また、ブラックライト(別売り)を
    使用すれば、マーカーの蛍光色(赤・黄・緑)を抽出・識別することが
    でき、夜間や暗闇での撮影も可能となります。
  • 専用マウスケージは、マウスが跳び出すことのない高さに設計されています。

SCLABA®用マーカーペン

販売を終了させていただきました。長らくのご愛顧ありがとうございました。

 

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お願いいたします。