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GAIT® -重症度が一目で分かる歩行評価システム-

実験動物歩行異常評価システム

関節炎や間歇性跛行モデル疾患動物(ラットやマウス)などを
回転するランニングホイール内に入れて歩行させると、歩行異常を呈します。
「GAIT®」は、後肢の歩行を独自に開発した高速カメラにて撮影し、
専用ソフトウェアを用いて歩行異常を検出、定量化するシステムです。
客観的に歩行評価を行うことができ、
観察者間で誤差が生じません。

GAIT®の応用例

関節炎モデル動物を用いた歩行評価

カラゲニンなどの炎症惹起物質を関節内投与した関節炎モデルをランニングホイール内で
歩行させたときの歩行異常を検出し、異常の程度を定量化します。
これまでは、関節の腫脹などを指標として関節炎の重症度が評価されてきましたが、
GAIT®では、わずかな歩行バランスの異常を検出できるため、
軽度の関節炎ならびに薬物効果の検出・定量化も可能です。

間歇性跛行モデル動物を用いた歩行評価

後肢を灌流する動脈の片側を結紮したラットをランニングホイール内で
歩行させると、最初は正常に歩行するものの、
酸素需要の増大に伴い、徐々に歩行異常を呈するようになります
(間歇性跛行症状)。
本システムでは、このような歩行機能の変化を鋭敏に捉えることにより、 下肢虚血の重症度解析や末梢循環障害に対する薬効評価を的確に行うことができます。

他にも(歩行異常を有する)中枢性運動機能障害などのモデルを用いた薬効評価にも応用可能です。

システム構成

システム構成

商標登録第4928796号
特許第4146222号

特長

  • 高速度カメラを採用することにより、マウスやラットのわずかな歩行異常も客観的に数値化して検出します。
  • CSV形式の数値データ(歩行異常の重症度)とともに、自動的に動画も保存され、
    データの検証を簡単に行うことができます。

 

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