DYNAMIC PLANTAR AESTHESIOMETER Cat.No.37450
本装置は、ラットやマウス等の小動物の足裏での触覚を評価する装置です。
体感的な刺激方法(Von Frey等の機械的刺激)は動物を使った実験系において、薬物や神経病あるいは 実験による損傷などを原因とする触覚過敏もしくは減退を診断する有効な臨床的方法として長い間使われてきました。
本装置は 動物の足裏面へフィラメントを、設定された力の増加率で押し上げ、動物が足を引っ込める反応を示すまでの時間を計測するものです。
本装置は 1) 可動式触覚刺激ユニット 2) メッシュフレーム 3) アニマルチャンバー×3台 4) マイクロプロセッサ制御 のコントロールユニット で構成されています。
コントロールユニットには、グラフィックLCDディスプレイ、シリアルポート、USBポートが装備され、データ収集用メモリ、ディスプレイのスクロール機能、コンピュータへの出力(付属専用ソフトウェア)、USBメモリキーが用意されています。(プリンタは別売オプションです)
ラット、マウスなどの小型の実験動物をチャンバーのメッシュ上に置き、チャンバーに順化して探索行動が停止した後、刺激ユニット付属のミラーで足裏を見ながらターゲットエリアの直下にフィラメントがくるように刺激ユニットを置きます。刺激ユニットのハンドルの両側(左手用、右手用)にあるスタートキーのいずれかを押すと
a) 特殊設計のアクチュエータでストレートフィラメントが上昇します。
b) 足裏まで達したフィラメントは触覚閾に達するまで上方向に力を作用し始めます。
c) 力は予め設定した率で増大し、動物が足を除けたとき または プリセットされた最大値に達したときに停止します。
刺激方式 | φ0.5フィラメント(金属) |
---|---|
加力範囲 | プリセット 0.1−50.0g |
増加率 | プリセット 1−20秒 |
計測値 | LATENCY TIME LCDに表示 0.1秒単位 |
スタート | 刺激ユニットのスタートキー |
ストップ | 動物の反応、プリセット値 での自動停止 |
電源 消費電力 |
85〜264VAC 最大20W |
外形寸法 | プラットフォーム: 900×385×H255mm コントロールユニット: 280×250×H130mm 触覚刺激ユニット: 190×190×H190mm |
重量 | 約 10.2s |
本体 | 1 |
---|---|
刺激ユニット | 1 |
プラットフォーム | 1 |
メッシュフレーム | 1 |
アニマルチャンバー (*仕切板使用時、マウス最大4匹) |
3 |
フィラメントセット | 1 |
接続ケーブル | 1 |
受信用ソフトウェア(Windows版) | 1 |
USBメモリキー | 1 |
外観及び仕様は改良のため予告なしに変更する場合がありますのでご了承願います。